私は勉強が好きです。勉強はとても刺激的で楽しいものだと認識しています。しかし、この楽しさを人に伝えるのがとても難しい!どうにかしようと試行錯誤しますが、どうにもならないことがほとんどです。こんなに素敵なものなのに、なぜ人に伝えることができないのか、悔しくもあり、歯痒くもあり、とにかくそれが私にとっての大きな障壁で、興味の対象でもありました。 そもそも人の好みというものは似て非なるもので、人それぞれが固有の性質を持ち合わせていると私は信じています。だから「みんなちがって、みんないい」とも言えるわけで、人に自分の好みを伝えようなど、もしかしたらおこがましいことなのかもしれません。しかしそれではさびしい。どうしても誰かに伝えたいのです。私はそんなわがままを、どうにか叶えたいといつも考えています。
ところで、勉強をすることと小説を読むことに、そんなに大きな違いを私は感じません。なぜならどちらも、演算の規則や物語の進行などを”信じる”ことで楽しさを得るものだからです。スポーツも、ルールや得点の法則を信じるから楽しく行うことができます。何かを信じること、信じるに足る論理を理解すること、もしかしたらこれが楽しさを生む秘密なのではないでしょうか。
そこで、あなたにこれから信じてもらいたい物語をご紹介します。そこには驚くほど聡明で、それでいてごくありふれた子供たちが登場します。楽しいことやカッコいいこと、かわいいものが大好きで、そして何よりくだらないことを真剣に考えるのが堪らなく好きな彼らは、バカなことで大騒ぎもすれば、しょうもないことで悩みもする、そんな普通の子供たち。ただ一つ違うのは数理するってこと。そう、彼らは数理する子供たち。彼らが物語の中で辿る楽しさを、どうか信じてみていただけないでしょうか。私が勉強をする中で辿る楽しさを、彼らがきっと代弁してくれるはずなんです。
私のわがままが叶いますように。あなたの新たな楽しさが見つかりますように。
アンドウワタル
.png)